精神病ガイドホーム 人格障害 - 反社会性人格障害
反社会性人格障害
反社会性障害とは人格障害の一つに数えられており、社会的な規律を無視して警察の厄介になるような行為を繰り返してしまう病気になります。他人の感情や権利を平気で無視して侵害する発想を持っている人格障害になります。
この病気は特に男性に多く見られるもので、以前は社会病質人格や精神病質人格などと呼ばれていました。衝動的な感情を持っており、自分が取る行動によってどのような結果を引き起こすかという能力に欠けているため、我慢をすることができなかったり人に対して暴力的になったりします。
この病気の特徴としては、犯罪行為や喧嘩、暴行、詐欺行為などを繰り返します。しかしそれが悪いことや他人を傷つけることという認識がないため、罪の意識を感じたり後悔することはありません。さらにその行動を正当化させようとしたり、他人に罪をなすりつけようとします。
更にこの人格障害は、アルコール依存症や薬物依存症などになる傾向も高く、性に対しても逸脱した行動に陥りやすいと言われています。
反社会性人格障害の原因としては、小さいころに育った環境が大きく影響しているものとも考えられています。両親からのネグレクトや虐待を経験していることもあり、社会的な基準や常識を得るべき時期に得られなかったということになります。
反社会性人格障害には、基本的に薬物療法や精神療法が用いられています。しかし効果的な解決方法ははっきりとは見つかっていません。抗不安薬などを使用しつつ、精神療法によって社会での正しい知識や常識を身に着けながらゆっくりと改善していくことになります。