精神病ガイドホーム 人格障害 - 依存性人格障害

依存性人格障害

依存性人格障害とは他の人格障害にもよく見られる人格障害になります。自分に自信を持つことができなかったり、自分のしたことの責任を取るということを避け、他人に全てをゆだねてしがみ付いて生きていく病気になります。

自分本位ではなく他人を常に優先するため、相手の欲求を重視して気に入られようとします。また、その相手を怒らせないために自分の考えや意見を言おうとしません。安定した保護を受けるために、常に自分を犠牲にしています。そのため、他人に突き放されるようなことがあった場合は、強い不安や恐怖心に襲われることになります。

依存性人格障害の人は、基本的に一人で過ごすことができません。そのため、頼りにしていたような人を失ってしまうと、必死になって次の対象を探そうとします。他人は常に自分よりも高い能力を持っていると信じ込み、何をするにも自分では決められない、何をすればよいのかわからない、といった他人本位の発言が多くなります。

これは、ある程度の年齢まで親の過保護な養育に原因があると考えられています。本人が判断すべきことや本人が自分の力で解決しなければならないことを、全て親や周りの人間がやってしまい、本人は自分に力がないため周りに誰かがいないと生きていけないと思い込んでしまうのです。

はっきりとした対処法はわかっていないのですが、薬物療法の他に精神療法などが用いられています。精神療法では、本人が何かを一人でやりぬいたり、何かをする上で失敗する体験が重要になってきます。社会復帰を果たすために少しずつ自分でできることを増やしていくことになります。


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