精神病ガイドホーム 主な治療法 - 認知療法

認知療法

人間は個人的に感じ方やモノの見方が違います。人によって似たような考え方や意見を持っている方もいらっしゃいますが、基本的には他人と全く同じ考え方をすることはなく、それらが個性として人格を形成しています。

認知療法というのは、人間の認知する能力が偏ってしまったり間違ったものの見方をしている際に、一般的に正しくまともだと言える考え方に修正していく精神療法になります。

人間は強いストレスを感じた場合や普通ではない環境が長く続いた場合には、悲観的な考え方をしてしまったり、気持ち的にネガティブになりやすくなります。こうなった場合は認知が偏っている状態だと認識され、不安や恐怖心が増えたり憂鬱な状態が続いてしまいます。

認知療法では、このような偏った認知を修正していくことによって、不安や恐怖心、憂鬱な気分などのネガティブな感情を和らげていきます。

認知療法では、まず不安な考えをする元となった原因を探していきます。どうしてネガティブな感情を持つようになったのか、根拠はなんなのか、というような不安や憂鬱な気分になった直接の原因を考えます。

また、5つのコラム法と呼ばれる方法を利用して、自分の意見を客観的に検討できるようになります。頭の中で思考を働かせるだけでなく、何か問題が起きた時の自分の考えを5つのコラムにして書き留めていく方法になり、思考がすっきりとします。

5つのコラムとは、状況、その時の感情、その時に浮かんだ考え、その考えに対する違った角度からの見方や考え方、最終的な自分の感情や考え方の5点を紙に書いていく方法です。この方法を繰り返していき、少しずつ正常な感覚へと導いていきます。


主な治療法