精神病ガイドホーム 主な治療法 - 集団精神療法
集団精神療法
集団精神療法というのは、精神療法と短縮して呼ばれることもありますが、1人で行う個人療法とは違い、複数の集団で精神療法を行うことを言います。同じ問題を抱えた人が集まって行われる集団精神療法と、他人とは異なった問題を抱える人が集まる集団精神療法があります。
同じ問題を持った人々が集まる集団精神療法では、各人が思っていることや考え方が似ているというケースが多いため、気持ちや体験などを共有できることがメリットとして挙げられます。同じ問題を抱える他の人たちと共感しあい、また他人を支持することができるため、本人にとっては治療に大きく役立つと言われています。
基本的には本人とカウンセラーが1対1で話し合うことが多く、特にカウンセラーは話を聞く側に徹します。この集団精神療法では、患者同士が話し合うことによって一方が話し役、もう一方が聞き役に回ることになります。
集団精神療法は病気の症状や種類によっても異なるのですが、10人以下の小規模なグループで行われることが多いようです。しかしグループが大きなものになると、数十人が同じ部屋に集まって、それぞれが思っていることや困っていることなどを話して共有しあいます。
集団で話し合って同じ悩みを共有することができるため、本人が抱いている孤独感や恐怖心などを克服できる可能性が高まります。うつ病だけでなく、アルコール依存症や神経症など、様々な病気の解決のために幅広く使われています。